CCNAから、ＩＴ業界に入る

CCNAという資格があることを知っている人は多いと思います。

特に、プログラマー、ネットワークエンジニア、もしかしたらＩＴ業界だというだけで、CCNAについて聞いたことがあるという方は多いかもしれません。

しかし、CCNAといっても、その内容はあまり知られていません。

本日はシスコ社と、CCNAについて解説をしたいと思います。


○シスコ社について
正式名称は、シスコシステムズといいます。シスコシステムズは、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダで、米国企業です。

シスコは、スタンフォード大学のレン・ボサックとサンディ・ラーナーが共同ではじめた会社です。会社を立ち上げて、４年目に米国のベンチャーキャピタルのSequoia Capital より資金提供を受け一気に成長していきます。ここから、大規模なインターネット構築を実現する初のプロトコル IGRP (Interior Gateway Routing Protocol) の開発を開始してさらに、成長をし、1990年 2月 16日に株式を公開します。２００３年には、Linksys Group の買収によりホーム・ネットワーキング市場に参入し、現在世界最大大手のネットワーク・インフラ機器の企業となっています。


○CCNAについて
CCNAというのは、シスコ社の認定する技術者認定で、上位資格には、CCNP、CCIEがあります。CCIEは、1993年USにて開始され、日本では1994年にCCIEが開始されました。

1998年からCCNA, CCNP, CCDAが開始となりました。 優秀なネットワーク技術者に要求される技能をレベルごとに認定する、世界基準の技術者認定制度です。世界基準の資格のために、国内でもネットワークエンジニアの間では、もっとも人気のある資格です。

シスコ技術者認定資格を取得するエンジニアは年々増えており、2004年には、80,000人を超えたというデータもあります。